小規模事業者の間では知名度が上がってきた小規模事業者持続化補助金（以下：持続化補助金）ですが、2025年公募が始まりました。
販路拡大や業務効率化のための取り組みに対し、費用の一部を補助してくれる心強い支援策として、毎年多くの事業者に活用されています。
弊事務所でも
「ホームページを公開して認知度UPを図りたい、新たな顧客を獲得したい」
「既存のクライアントに対して営業を強化したい」 等
など補助金を活用した制作のご相談があります。
HP制作やチラシ制作に「小規模事業者持続化補助金」が使えます。
持続化補助金の申請、制作で多くの案件に関わらせていただき、採択されやすい事業の共通点として「集客につながる新たな取り組み」が通りやすい印象です。
現状も行っている施策の補填をしてもらう
例えば、「現在WEB広告を出稿していて、補助金を活用して補填してもらうような内容」は、申請もまとまりにくいですし採択もされにくいです。
それよりは「新しい設備を導入して、その内容を公告でアピールする」といった内容の方が有利な印象を持っています。
補助内容
【補助額】補助対象経費の２／３（例：30万円の費用に対し20万円補助）
【上限額】1事業者あたり50万円（特定枠で最大200万円）
対象者
企業および個人事業主
・商業・サービス業（宿泊業・娯楽業を除く）：従業員数５人以下
・宿泊業・娯楽業、その他製造業全般：従業員数２０人以下
※従業員数：常時使用する従業員の数
対象となる制作物例
持続化補助金の対象となる以下のような販促・PRツールの制作に対応しています。
「集客につながるデザイン」「ブランドイメージを高めるツール制作」を重視したご提案を行っております。
企画から印刷・納品までワンストップでご相談いただけます。
- ホームページ制作（新規/リニューアル）
- チラシ制作・折込手配・ポスティング支援
- パンフレット・カタログの企画・デザイン・印刷
- 看板の企画・制作・施工
- 商品パッケージのデザイン・印刷
- 展示会出展の企画・ブース制作・ツール一式の制作
詳しい要件等は中小企業庁特設サイトがあります。
経済産業省（中小企業庁）「小規模事業者持続化補助金」
令和６年補正予算 小規模事業者持続化補助金（商工会議所地区）
令和６年補正予算 小規模事業者持続化補助金（商工会地区）
デメリット
唯一活用しづらいなという点は制作開始時期。
- 申請（採択）が４ヶ月に１回（以前は年１回だったので使いやすくなったほう）
- 採択されてから、制作を着手する必要がある
なので、急ぎで作らなければならないものではなく、ある程度余裕を持って計画できるような内容に絞られます。
その他注意点など
「販路開拓のための制作物」のみ
単純に企業で発生する経費を補填してくれるものではなく、「販路開拓を目的とする制作物や事業」に対して補助しますという主旨になっています。
新たなお客さんに商品を知ってもらいたい、新たなサービスを展開したい時などに行う、広告や設備といった「投資」を補填してくれる補助金というとわかりやすいかもしれません。
例えば身近なものだと名刺や封筒のような備品にあたるものはNGです。
この補助金の目的は「経営計画を定めて実行すること」
売上UPを助ける、経費を補助するのはもちろんそうなんですが、この補助金の真の目的は、中小企業がしっかり経営計画を立てることにより長期的に経営の安定化を図ることだと聞きました。
なので、補助金を使ってとりあえず何か販促したいというのも悪くないですが、経営に立ち返り計画する機会になるのがベストです。
補助金は申請すれば通る、というものではなく、しっかりとした経営計画と目的に沿った取り組みが重要です。
採択実績あり ご相談承ります。
小規模事業者持続化補助金の申請には、事業計画書の提出が必要となります。
年々レベルが上がっていると聞きますので、しっかり作り込まないと採択されないことも。
monostyleでは、提携の士業の方と連携し、「事業計画書の作成・申請～制作まで」ワンストップで対応いたします。
多数の採択実績がありますので
「補助金にチャレンジしてみたいけど、書類の準備が不安」
「まずは相談からでも大丈夫？」
そんな方もぜひお気軽にご連絡ください。
小規模事業者持続化補助金を活用した「ホームページ制作・チラシ制作・看板製作」等をご検討されたいときは、下記からご相談ください。